パワーコンディショナーを新型モデルへ入れ替えることにより、交換率を上昇させて発電量を増やすことをリパワリング(Repowering=再発電)と呼びます。
※パワーコンディショナーとは太陽電池で発電した直流電力を家庭やビルで使える交流電力に変換する機器です。
直流電力から交流電力に変換する際にロスが発生するために、交換効率の改善等を目的としたリパワリングが注目されています。
新型のパワーコンディショナーに入れ替えることで交換効率が改善されます。早めに入れ替えることでパワーコンディショナー本体の投資費用を回収するとともに、FIT総期間の売電収入の増加にも期待が持てます。
FIT制度の当初に開発された発電所は、屋内型パワコンが多く採用されており、パワーコンディショナー本体の冷却のためにエアコンが使用されています。
定格容量1,000KW相当のパワーコンディショナーを設置している場合、エアコンの使用に伴う売電損失額は年間1,000,000円を超えるケースもあります。
屋外型パワコンに入れ替えることでエアコンが不要になる分、FIT単価での売電量の増加につながります。
パワコンが故障すると発電は止まります。
また、半導体不足等による交換部品調達に時間がかかる場合があるため、さらに損失額が大きくなる可能性があります。